「遂に、木を植える」

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皆さま、こんにちは!

今週は伊藤がブログを投稿させて頂きます。

前回のブログでは植え付けを行う前の準備の地拵えについて書かせてもらいました。

今回はその後、行った植え付けについて書かせてもらいます!

植え付けの樹種はヒノキになります。

そう、あのいい香りはたまらないものですね~!僕はヒノキの香りがとても好きです。

皆さんはヒノキの香りは好きですか??

どのくらい好きかというと、伐倒したヒノキの株の匂いを一度嗅いだら顔を上げれなくなるほどなんです!!

そんな匂いの持ち主のヒノキは日本の固有種になります。

名前の由来は、ヒノキは神宮の建築に使われたことから、天照大神の建物を造る樹木として太陽の木すなわち「日の木」、あるいは神霊の木すなわち「霊(ヒ)の木」と呼ばれたことからヒノキとなったといわれています。

神聖な木とも言えますね。

今回の苗は、株元から葉の先端までの大きさが30~40㎝あります。

この苗を等間隔に植えていきます。

ここで注意する点が2つあります!

➀ヒノキの苗には裏表が存在し、表側を南に向けて植える!

➁掘った穴に苗を入れ、土をかぶせてしっかりと踏む!

➀表側を南に向けて植える

表側:葉が緑色で先端は赤茶色

裏側:基本的に緑色で気孔が白色

表側を南に向ける理由としては、葉裏は日射に弱く苗が枯れてしまう*¹可能性があるからです。*1:[青砥一郎:ヒノキ林の造成技術に関する研究(1987)]

➁土をかぶせてしっかりと踏む!

しっかりと踏むことによって、根が土に密着して水を吸い上げやすくなると共に苗が直立します!

こうして、1本1本丁寧に植えていきます。

作業としては、地味な作業で腰も痛くなります。

でも、僕は好きです!植え付け!

作業終了後、これから大きく立派に成長するであろうヒノキ達が並んでいる姿を見ると「これから頑張るんだぞ!!」と応援したくなります。

まずは根付いて、夏の雑草に負けるなよ!ヒノキ達!

とある現場の入り口のこと。

杉林に白花の群集を発見!

「ミヤマカタバミ」

林道に向いて咲いていて、丸いフォルムから優しさを感じます!

花はよく晴れた日に、充分に陽光が当たると開花するのだ。

ミヤマカタバミの花言葉は「母親の優しさ」と「決してあなたを捨てません」という言葉。

島根県の石見銀山などの坑夫は、当時30歳で長生きだと言われていました。その坑夫達を黙って見守っているかのように、地面に生えていたことから、「母親の優しさ」や「決してあなたを捨てません」という花言葉が生まれたとのこと!

きっと、ミヤマカタバミ達も僕たちのことを見守って、応援してくれていたのだろうと思います。

気温も上がり、作業するには暑いくらいですが頑張ります!!

では、また。

伊藤でした。

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