ラジオ・テレビ出演を終えて

こんにちは。株式会社FOREST WOKERの臼田です。

ブログ更新を長期間サボってしまい申し訳ありません。臼田は生きています。

イベントや締め切りなどバタバタで過ごし、あっという間に8月、9月が終了してしまいました。

そして緊急事態宣言が終了した今月の週末もイベントです。その準備と会場の整備で先週からまたバタバタしております。

ラジオ・テレビ出演から

今週末のイベントは旅行会社の方達から依頼された教育旅行です。

東武トップツアーズ、庄原DMOそして株式会社FOREST WOKERとで協力して子供達向けに山林の中で勉強してもらおうという企画に協力させていただきます。そうまさにSDGsの勉強です。これは弊社の草川が中心になり運営しており、社長と私がサポートしています。

実は草川は地元庄原の小学校からも講師の依頼が来ており、そこで林業とSDGsについて子供達にお話をする機会をいただく予定です。

それもこれも先日のラジオ出演やテレビ出演の内容を見ていただいたからとのこと、メディアの力の偉大さを感じつつ、小さな林業会社に様々な機会を与えてくださる皆様に感謝しつつ、これからも頑張らねばと気を引き締めています。臼田だけキャパオーバーですw

SDGsと子供たちへの山林教育

さて、話を戻しまして先週からその教育旅行の実施場所を整備しています。植林のための苗に水をあげつつ、現場の整備、その様子をアップします。

出勤時、帰宅前の水やりが日課になってきました。

この山に子供達を招待しました。笹等の下草が生い茂っていましたが、細い小雑が生えている程度の草木でしたので、人海戦術でなんとかなりました。毎年山主様が手入れをしてくださっていた話を聞いて納得です。

ここでウッドチップを作って道の整備や広葉樹の植林を体験していただこうと思っています。適度な傾斜と尾根谷の丘があり、林の中で遊んでいてもあっという間に時間が経ってしまうでしょう。

機械化とSDGs

今回は新入社員「神刈(カミガリ)」くんに手伝ってもらいました。この神刈くんはなんとハイブリッド、草を刈る時は燃料を使いますが、それ以外の時は電気で走行します。音も静かで後ろから迫ってきていも気づきません。多様背の高い草でも難なく刈ってくれますし、刈った後が綺麗!草を粉砕するような形で刈っていくので、刈った後が綺麗になります。そう、お分かりの通り新人神刈くんは私よりも働きますw

枯れ松を倒しました。SDGsなのに木を切ってしまうのかよ。と思われるかもですが、ここは赤松が結構植えてありました。赤松は立ち枯れと言って枯れてしまっていることが多く、そのままだといつ倒れるかわかりません。早い段階で伐れば安全に伐倒できるので、枯れのひどいものを倒しました。

写真6:草刈りはほぼ終了です。ここにウッドチップを入れて歩道にしようと思っています。

終わりに

写真から伝わりにくいかもしれませんが、とてもいい山でした。山のいい、悪いの判断は様々な基準によって変わると思います。杉や檜の材になる木がとにかくたくさん植えられているとか、無節の材が60年生を超えて育っているとか歩道や道が整備されているとか、本当に様々ですが、私がこの仕事について思ういい山は見た目です。パッと見て人が入れるかどうか、下草や細い木を切るだけで容易に林の中に入っていけるかどうかがいい山かなと思っています。これは気が密になって光が差し込まず草などが育たないという状況ではなく、適度に光が差し込む林は下草が生い茂り、主要な木(残し育てていく木)とその他の雑木とが区別のつかない状態になっているとまずどこから林に入ればいいかわかりません。僅かに隙間がある部分があれば多くの場合、獣道で猪や鹿が通っている部分です。

今回の山は山主さんが子供達や山に関わる人達に活用してもらいたいと毎年草刈りをして管理されていた山です。枯れ松も処理された跡が残っていました。雰囲気もよく、どの木を育ててきたかわかる。過ごしやすい林になってます。山主様の思いが伝わってくる山に出会えるのは幸せです。

そんな山を守っていけるようにしたいですね。

それではまた。臼田でした。

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