令和3年度林業就業支援事業 その2

その他

こんにちは。臼田です。前回に引き続き、林業就業支援講習の様子ををレポートしたいと思います。

14日間の講習で大まかに刈り払い機、チェンソーの特別教育、小型車両系建設機械の技術講習、就業支援を含めた林業界に関する知識講習です。時系列で報告していこうと思います。

1日目、開校式と林業就業に係る基本的な知識の講習・オリエンテーション

開校式には庄原市の林業課課長様、自罰型林業普及協会、株式会社NISプラス、株式会社FORESTWORKER代表取締役が出席し、庄原市市長様からお言葉までいただく厳粛な開校式となりました。その後の林業就業に係る基本的な知識の講習では林業全体の知識講習に加え、林業の安全についてそれぞれ講師にお話いただきました。

2日目から刈り払い機の安全衛生教育、3日目から5日目までチェンソーの特別教育を弊社講師が行いました。5日目には半日時間が取れるため、これも林業就業に係る基本的な知識の講習で広島県の林政のお話をお聞きしつつ、森林組合での就業について多くの質問に応えていただく有意義に1日になりました。

6日目は先のチェンソー等の授業から実習の時間でした。基本姿勢から始まり玉切りや突っ込み切りなど徐々にチェンソーの扱いにも慣れ、気がつくととても綺麗な受け口が作れるまでに受講生が成長されていました。

7日目は実際に立ち木を切り倒しました。目立ての姿も様になってるw。実際私より上手い気がする💦基本に乗っ取った正確な伐倒で問題なし、今後実際に現場で様々な木々と向き合って十分に成長できると思います。経験あるのみですね。今回の研修の基本に立ち返り精進してほしいと思います。

8日目、9日目は小型車両系建設機械 (3t未満)資格講習でした。ここまでの資格が取得できるのがこの林業就業支援講習の一つの強みだと思います。

10日目は実際に重機を操作し、作業道作成の基本を学びました。作業道の作成は弊社の課題の一つなのでついつい熱が入ってしましますw

11日目には救命講習を半日、もう半日は若手林業家との交流として株式会社守岡林産から代表取締役にお越ししただき森林組合とは違った事業体のお話を聞くことが出来ました。この日から雪が降り大慌て。講師の方々にも行く道の中ご足労いただき大変助かりました。

12日目、10日目に引き続き重機を用いた作業道の作成や集材、搬出の基礎を学びました。刈機やチェンソーも扱えて、小型車両系建設機械で作業道まで作設できる新人って最早負けてない?と思う臼田です。

13日目は施設見学で、富士カ木材 、三次木材共販所、一場木工所に見学に行きました。急なお願いにも関わらず快く受け入れていただきました。それぞれの現場、作業や方針を伺うことができ木を伐るだけでない林業を見ていただけたかと思います。

14日目閉校式と就業相談会を行いました。この会にも庄原市の林業課課長様参加いただき受講生からもコメントもらって少しうるっと来ていました。その後広島県森林組合連合会の林業就業アドバイザーの方から広島県における林業の求人情報等をお話いただき、その後個人面談もしていただきました。

紆余曲折あった林業就業支援講習でしたが、参加者の方々と交流し、講師の方々から有意義な講義をしていただくと私自身、学生に戻ったような、講師に戻ったような、とても感慨深い良い機会となりました。開催側の我々にとってとてもいい講習会だったと思っています。これが受講生にも有益になっていると良いのですが。改めて参加者の皆様、講師、見学等でご助力いただきました皆様に感謝しかありません。本当にありがとうございました。

年末最後の更新です。本年も多くの方々にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。来年も引き続き情報発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

それではまた。臼田でした。

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