初ラジオ出演

その他

こんにちは。株式会社FOREST WOKERの臼田です。ブログ更新を長く開けてしまい申し訳ありません。言い訳は最後にします。それでは今回の内容です。

先日、ラジオ出演しました!

と言っても私がしたわけではなく、弊社の草川先輩が出演しました。もう再放送の期間を過ぎてしまっているので、今回はその内容の要約と補足を書きたいと思います。

祝!ラジオ出演!!

出演したのは7月20日のRCCラジオ「おひるーな」です。14:10頃からの「おひるーなプラス」というコーナーにゲスト出演しました。このコーナーはSDGsについて話題にするコーナーで以前にウッドショックについて話題が出て、詳しい話を専門家に聞きたいとのことで弊社、草川に白羽の矢が立ったのが経緯です。ラジオの中でも触れられていましたが、この日担当のパーソナリティの牧瀬和人さんが草川と古い知り合いでご連絡をいただきました。何しろ急だったので告知も十分にできず、当日に。

ど緊張の本番

2時間も早くスタジオに到着。その前に台本の書き換えを1時間半かけて行い、昼ごはんも食べずに(緊張で食欲なし)スタジオ入りしました。私もサポートで収録の控え室に詰め、ガラス越しに見守りました。

はじまっていきなり、台本にない名前のいじりから入られたため、普段ではあり得ないほどの素っ気ない返しをした草川でしたが、内容が林業のことに突っ込んでいくにつれ普段のテンションを取り戻し、適切に返答できていたかと思います。あとで書きますが、最後の伊藤アナからの質問にうまく準備できていなかったのはサポートの私のミスでした。それではラジオの内容に入っていきます。

アウトドア好きから林業者へ

パーソナリティの牧瀬さんとの古い友人との紹介から、草川が林業に携わる経緯へと話がつながり、アウトドアが好きだった草川が林業に携わり、現在の株式会社FOREST WORKERの紹介に至りました。カリスマの社長の思いを会社全体で実現しようと頑張っています。

株式会社FOREST WORKERの林業

できた木を市場に出す仕事ではなく、造林保育事業と言う市場に出る木を山で育てる仕事になります。畑で言えば、苗を植えて育てるまでが我々の仕事で、収穫から出荷は次の行程を担う林業従事者の方々がされている。育てて守っていかないと成り立たないです。間伐、下刈りなどの作業があります。

土砂災害などがニュースになっているが今の庄原の山の状態はどうなっているか

11年前に庄原でも土砂災害があり、林業だけではどうしようもない状況かもしれないと思いました。国土の2/3が山林と言われており、庄原市はそれよりも多い割合が山林で人工林も多いと言われています。木がどんどん出せるかと言えば、庄原は若い年代の林業者も増えてきているが、それでも手が回っていない山が多いと感じています。

山にどうやって行きますか

林業従事者に限らず、山へ道が入っていれば、車でアクセスしたり、利用する方法が増えます。しかし、道づくりが十分にされていないため山林の整備が間に合っていない原因の一つだと考えています。道が入ることで一般の方も山へ関心が向き、事業をする上でも継続的な山の管理が可能になるからです。

山林を整備することのメリット、山の役割って

SDGsに根ざした項目も多いです。山に手を加えれば、木一本一本をどうするか考えます。この木は残して育てよう。この木は枯れが入っているから今切って隣の木を残そうとか選択します。それにより木の成長は促され、二酸化炭素の吸収を増進し、根の張りがよくなる事で土壌が活着し、保水力を高めることができます。化石燃料普及以前は一般の方でも山に入り、薪の木を切ったりして山林の循環を促していた。結果ウッドショックの要因もそこにあり、木の自給をする環境がなくなってしまった事で海外から入ってくる木材に依存し、いざ必要になっても国内では賄える現場の状況ではなくなってしまったのではないかと思います。

高齢化はどうか

高齢化は深刻です。若い従事者を増やす普及活動は最重要課題です。魅了を林業に持ってやっていかないとこれからの人材確保は難しいと思っている。3K(キツい、キタナい、キケン)があることは間違いない、その中でもカッコよく、クールに林業をできるように頑張っています。それはこれからの若い人達に林業への興味を持ってもらえるようにするためです。林業を専業にする方だけでなく、林業は昔から兼業や家庭の暮らしの一部だったことから、林業の技術を身につけてもらえるように様々な情報発信をしています。

現状の山のために一般の人達は何かできることあるか

このウッドショックやSDGsでの情報を受け取って山に目を向ける機会にしてほしい。その興味を持ったことを長く続けてほしいです。情報取集やイベントなどに是非参加してみてください。

以上がラジオの内容の要約です。そのままではなく、編集整理しています。牧瀬さんや伊藤アナウンサーの話も全て織り交ぜてまとめています。牧瀬さんの話の拾い方や伊藤アナウンサーの的確な質問により助けられた部分が多々ありますね。

ここから補足をしておこうかと思います。

ラジオが終わった反省会から

初ラジオ出演ということもあり、内容的にもまとまりが十分にあったわけではないのですが、その後多くの方からリアクションいただき、ラジオの影響力の大きさを痛感しました。このような機会に恵まれたことをただただ感謝しています。話した内容は今後しっかりまとめていこうと思っていますが、ちょっと最後の伊藤アナの質問に答えられていないと二人で反省しましたので、補足させていただきます。

質問は一般の方でも現状の山のためにできることはあるか?という質問でした。草川は興味を持ってもらい、山への関心を持続させてほしいと回答して終わっています。時間も押していたためこのような回答になってしまったのですが、とても勿体なかったので補足します。

まず、山への関心、興味を持ってもらうこと、これは草川も話した通り、今ウッドショックやSDGsでニュースになることも多いです。じゃあなんで山に囲まれた日本で木材が足りなくなるのだろうとか実際どこで木材って不足しているのだろうとか海外は木材が足りているのかとかさらに深く調べたり情報収集してみてください。そして次に自分の生活の中にある木を探してほしいです。家の柱かもしれないし、机や椅子、箸やお椀かもしれません。紙もそうですし、電気になっているかもしれないのです。そう言う身の回りの木を自分はどれくらいこだわって選んでいるか考える機会にしてほしいです。もし木製の製品を買う機会があればそれが自分の暮らす地域で切り出された木材か気にしてみるのも面白いです。それからもし興味が増してくるようであれば山林のイベントに参加してみてください。アウトドアでもいいですし、木工をするようなイベントもいいです。もちろん山だけでなく川や海へも出かけてほしい。日本の自然は全て繋がっておりそれぞれの活動が山林から河川、海へと繋がり、それが雨や雪として戻ってきます。その間に人や動物の生活が入ってきます。

まとめ

コロナ禍で大変です。バタバタしてブログ更新をおろそかにしていた言い訳をさせていただくと、2021年度の8月末に林業者向けの就労支援講習を昨年に引き続き行うため準備を進めていたのですが急遽、延期することとなりました。その準備、延期の対応でてんやわんやでした。人々の生活に大きな影響を及ぼしているコロナですが、それでも季節は進みます。自然の活力が大きくなる夏です。是非皆さんもコロナの感染対策を行いながら自然との関わりを持ってみてください。コロナが落ち着いたら弊社でも山林を身近に感じていただけるようなイベントを開いて行きたいと思う今日この頃です。

それではまた。臼田でした。

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