初!自伐型林業研修主催!!

イベント

こんにちは。臼田です。更新ご無沙汰してしまい申し訳ありません。

先の5月14日、15日に株式会社FOREST WORKERとして自伐型林業入門研修を開催しました。講師に野村先生をお迎えして、開催しました。定員10名のところ満員の状態で開催することができ、新年度のはじめての事業としてありがたい限りです。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

自伐型林業入門研修

今日は研修の様子をご報告します。

5月14日は午前中に座学、午後と15日は弊社の管理している自伐型林業の施業地へ移動し、山林での実地研修となりました。午前中は山林をどのように管理していくか、山林への道づくりの意義やどのような道づくりが永続可能かを示唆していただきました。ただ道を入れるかけでなく、それが長く使うことができるように今、我々の代で技術を習得し、後世に技術と共に道を引き継いでいくことの重要性を学ぶことができました。

幹線完成

昨年から休眠預金事業で幹線の作成をしていた現場は今年度も4月から掘り始め、この研修前に幹線をほぼ掘り終えることができました。その際に出た支障木も市場に搬出しました。月末の競にかけられる予定です。

今回の研修では幹線に対して入れる支線の踏査と線形を行いました。1日半山を歩き回った臼田は日頃の不摂生がたたってヘトヘトでしたw

引き続き支線の線形

2日目には智頭で自伐型林業を実践されている兄弟子である皐月屋の大谷さんが合流し、一緒に山を歩くことができました。私は山の実務のお話は全然ついていけないので助成金の事業の話や行政への自伐型林業の報告にどのようなデータが分かりやすかなど有益なお話を聞きつつ野村先生はどんどん先へ進み、支線を入れるのに適した箇所を探して回られるので、山林を走って追いかける先輩方の姿がカッコ良かった。

締めは実際に掘ってみて

最後は重機を操作してみるところと、掘って点圧して掘って点圧して、天地返し等々を代わる代わる行いました。今回は入門編ということで実作業の時間は短く設定しました。また次回に繋げていきたいと思っています。

終わりに

今回、告知もゴールデンウィーク前になり、集客は半分くらいかと思っていたのですが募集開始3日で半数は埋まってしまい、結果定員いっぱいご参加いただきました。しかも約半数は地域おこし協力隊の方々でした。これにはビックリ。日本全体で言えばまだまだマイナーな自伐型林業かもしれませんが、それが市町になると行政の方も注目されているところは多いのだと感じました。

弊社も広葉樹の山林への関心が高まっており、活用に向けて今年は動き出しそうです。その辺りの報告もまたさせていただきます。

それではまた。臼田でした。

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