皆さまこんにちは!
何かペットを飼われていますか!?
家にいる時間が増えて、よりペットとの時間が増えた方が多いのではないでしょうか!
僕も可愛がっているペットがいます!!
魚が好きなので、犬や猫ではないんですがね~

ニモでおなじみの「クマノミ」です!
この子にもちゃんと名前があって「バジリコ」といいます!水槽の近くに行くとバジリコが寄ってきてエサをおねだりして、エサくれダンスする姿はとてもかわいいですよ~。
このクマノミですが海水に生息する魚です。金魚やネオンテトラなどの淡水に生息する魚の飼育とは違った注意点があります。
それは、海水か淡水によって大きく変化します。
当り前のことですがクマノミも生き物なので、エサを食べます!
このエサの中にはタンパク質が含まれており、食べ残しや排泄物として水槽内に残留していきます。タンパク質は時間の経過とともにバクテリアの働きにより分解されることで、アンモニアが発生します。このアンモニアはほとんどの生き物にとっては害になる物質なのですが、その毒素は水質によって変化します。
淡水の水質は、弱酸性~中性でアンモニアはそれなりの毒素となります。
一方で、海水はアルカリ性でありアンモニアの毒素が強くなる性質があります。
淡水、海水問わず、それを防ぐために7~10日の頻度で水替え必要があります!
しかし、アンモニアは目に見えませんし、気付かぬうちに蓄積していきます。
常に綺麗な水を入れ替えておく分けにいきません...。
「じゃあ、どうやったらクマノミを飼育できるの??」と思いませんか。
水中にアンモニアを作らせないアイテムがこちらの、「プロテインスキマー」です!!

名前の通りタンパク質を除去してくれるのがこのプロテインスキマーなのです。アンモニアになる前のタンパク質の状態で除去出来るのは非常にありがたいです!
仕組みとしてはエアーポンプから空気を送り、ウッドストーンによって微細な泡となりタンパク質を上まで持ち上げてくれます!
重要なのは空気を微細な泡にするウッドストーンです!!
材質はシナノキやカエデなどの樹木が使われていることが多いようですが、天然ものなので劣化していきます。

3か月も使えば、左(未使用)が右(使用済)まで劣化してしまいます。
毎回購入して交換していましたが、なんだか自作もできそうな気がしてきました!!
作りは単純で、木とエアーチューブを刺しこむためのジョイントで構成されています。
きっと、木の選択が重要になるのだろうと思いつつ調べると、身近な物がいい材料になる様でした!!
「かまぼこ板」


食べた後、毎回なにかに再利用できないものかと思っていましたがアクアリウムで活躍するとは思っていませんでしたね~!
かまぼこ板には、モミが使われていることが多いようです。余分な水分を吸ってくれることでかまぼこの持ちをよくする働きがあります。
どうやら、モミはシナノキなどと並び、微細な泡を作り出すために向いた導管を持っているようです!
いざ、かまぼこ板でウッドストーンを作ってみると、簡単にできちゃいました!!

ウッドストーンを作った物に交換してみると、なかなか良さそうです!

スゴイじゃないか、かまぼこ板!モミ!
そんなモミは使用用途が広いのですが、移植に少し難があるようで植林されにくいようです。言い換えれば、まとまったモミ林でも作れたら貴重な財産となるかもしれません!?
ウッドストーン工場だって夢じゃない!
なんだか、考えるだけでワクワクしてきますね~!!
では、また。
伊藤でした。