栄光の架橋

その他

 

冷え込みが激しくなってきました。

朝は霜が降り、車のウインドウは凍り・・・。

霜が降るのは肉だけで十分!!

・・・。

すみません。

ここだけ記録的寒波ですね。

気を取り直して、

林業の仕事ってどんな感じだと思います?

木を伐って木材として出荷すること(搬出間伐)や、森林整備(保育事業)などがイメージしやすいのではないでしょうか。

もちろんそれが基本となるのですが、弊社が目指している林業+αという部分で、目指している物があります。

そのひとつが山菜やキノコといった、山の恵みをお届けすることなのです!

天ぷらがおいしいタラの芽やコシアブラ。

甘い・苦い・うまいの三拍子そろった味噌になるふきのとう。

煮てもよし、あえてもよし、いっそひたしちゃって!なコゴミ。

キノコでいえばシイタケは鉄板ですよね。

マツタケも外せませんね。

生える条件はいくつかあり、どこにでもという訳には行かないんですが、それだけに採れた時のことを思うと希望しかありません!

ちなみに個人的にキノコ類最強はコウタケだと思っています。

まず香り。

「香茸」との名前どおり、いい香りです。

食べる前の下準備で乾燥させるんですが、そうするとより強く香りが広がります。

その香りを活かして楽しむのに汁物にすることが多く、もちろんおいしいのですが、個人的におすすめしたいのが天ぷらです。

そう、天ぷらにした時のおいしさがキノコ類最強と言われるゆえんなのです。

(そんなゆえんは私の中だけです。)

初めてコウタケの天ぷらを食べた時は感謝しました。

何に対して?

神がこの世にコウタケを生み出されたことにです。

・・・。

すみません。

僕が食べたのは毒キノコだったかもしれません。

なんの話をしてましたっけ。

食べ物のことになるとつい脱線しがちなんです。

さて、こうした山の恵みを採って皆さんにお届けしたり、いろんな花や植物を植えて景観を楽しめるような山づくりをして行きたいと考えています。

そのためにはまず山の整備から始めないとですね。

やることはたくさんあるんですが、まずは機械と車が通るように作業道を造る必要があります。

ということで、前置きが長くなりましたが今回は作業道を造る様子をお送りしたいと思います。

まずはこちらをご覧ください。

 

 

山の下側から重機を使って道を造っていくのですが、隔たりがあって重機が渡れません。

(山の上側は道路からはいれるようになっており、こちらはある程度作業が進んでいます。)

なのでまず橋を造ります。

材料は丸太で。

 

 

先に支えとなる木を置きます。

その上からひたすら丸太を横に乗せて行きます。

 

ただ乗せて行くのではなく、木によって太さが違うのでそこを考えます。

あまりに太さが異なったものを並べると、その分高低差ができて渡る時に不安定になってしまうので、ひとつひとつ木を見ながら行います。

 

 

全て乗せ終えて・・・

 

(ほぼ)完成!

最後は丸太が足りず、あゆみ(即席で道になる道具)で代用し、後日丸太に代えて本当の完成となりました。

重機もなんなく通りました。

♪いく~つも~ぉの~~ とうげをっ こぉ~えてぇ~~~

栄光の架橋が社員の中で流れた瞬間でした。

私たちは今、確実に山の恵みへの第一歩を踏み出したのです。

少しづつ山づくりの様子を載せて行きますので、ゆるやかにお待ちください。

それでは!

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