「苗木の始まりを知る」

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皆さま、こんにちは!

2月に入り、スギ・ヒノキ花粉に恐れる日々がやってきました。

この花粉の飛び始める時期なのですが、積算気温を指標にしています。植物の育成状況の目安となっている積算気温ですが、スギ花粉の場合は1月1日から毎日の最高気温を足し、その合計が400℃になると花粉の飛散が始まると言われています。

400℃を超えてしまいましたか。。。

花粉症の方も結構いらっしゃるのではないでしょうか!?

僕も花粉症なので、仕事道具の中に鼻をかむ用にペーパーを携帯しております。

そんな花粉症はなくしたいものですね!!

でも、スギやヒノキは日本の林業に欠かせないのです。

そこで、国や県がスギやヒノキの花粉が少ない品種を開発しました。そこからつくられたのが、花粉の少ない苗木といったものも普及し始めています!!

しかも、花粉が少ない品種であっても精英樹(森林の中で飛び抜けて成長が良く、しかもその他の形質が優れた個体)と同程度の性質を持っており、成長や材質に違いがないと環境省よりPRされています!

花粉症の人にも優しい森林が出来ると嬉しいですね~!

そこで今回はスギやヒノキの苗はどのようにして生産されているのか調べてみました!

このご時世なので仕方ありませんが、本当であれば実際に生産されている様子を見に行ってみたいものです。

4月上旬、畑に種まきから苗作りはスタートです!畑に畝を作り、種を播種して発芽を待ちます。約1ヶ月すると発芽しだし、直射日光から苗を守るため、日覆をかけて成長を促します。幼い苗木に直射日光は強烈なんですね。

翌年1月頃に苗を掘り起こして、選別します。選別された苗は2年目で更に成長しやすいように移植します。この移植がかなり重要な作業になるようです。

2年間かけて、ようやく僕達が植林するような苗になるようですね!

その間、追肥や除草作業が必要になります。

野菜と同じように手をかけて生産されていることがわかりますね。

木材としたときの材質は苗作りの段階で8割は決まるとも言われているようです!

これは驚きました!!

もっと、苗のことが知る必要があるようですね。

では、また。

伊藤でした。

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