「庭に踏み入れる:マツの剪定編」

その他

皆さま、こんにちは!!

庄原でも桜が満開となり、春を感じますね~!桜だけでなく、様々な樹木の芽も動き始めています!

その中で、春からの成長に向けて管理することが大切な樹木もあります。

庭のある家では、大抵の場合に庭木が植えてあります。樹木ですから、彼らが思うように成長していきます。しかし、庭に植えてある樹木でしたら、庭木として管理してやることで彼らの魅力がより一層魅力的なものになります。

そこで、最近始めた庭木の勉強を実践してみたので振り返ってみます。

大抵の庭に植えてある庭木に「マツ」があげられます!!

その理由の一つに、剪定に耐えてくれることがあります。つまり、「少々、枝を切られただけでは枯れんぞ」という強さがマツにはあります!そのかわりに、放置してしまうとあっという間に巨木になってしまうことがあります。

庭木として、美しいマツであるためには、適当な管理が必要となります。

今回は僕の家の錦松の剪定を行いました。

錦松は黒松の変種で、樹皮が亀甲状に割れるのが特徴です。荒々しい古木感が美しいマツになります。

枝と葉を見ると、込み合った箇所が見られました。

このような場合、透かし剪定を行います。透かし剪定では、小枝を剪定します!

込み合った箇所を透かし剪定することで、木全体に日光が届きやすくなり、成長を促します。さらに、密集した葉につきやすい害虫を寄せ付けにくくする効果もあります。もちろん、見た目も良くなりますよ!

マツの剪定において、枝先を上から見たときにY字に仕立てるのが基本となります。よくあるのが、上向きに出た立枝は強く、どんどん成長するので立枝を中心に鋏を入れていきます。

透かし剪定で小枝を整理ところで、葉の剪定も行います。

葉の剪定はもみあげ剪定といいます。もみあげ剪定は、枝先に付く新しい葉を6、7対残して下の古い葉を手でむしり取ります。

こうすることで、更に成長しやすく、害虫対策にもなります。見た目も、柔らかな印象となり、錦松特有の木肌が見えることでより一層、魅力的なマツに仕立てます。

上から見ると、下の葉までしっかり見えるようになりましたね!!

この作業を上の枝から下の枝まで行います。

仕事から帰り、毎日1時間剪定をして4日で剪定し終えました!

剪定前と比べると、この違いです!!

剪定前

剪定後

込み合っていた小枝、葉を取り除いたことで木肌もよく見えるようになりました!!

剪定するだけでここまで変わると楽しくなりますね!

剪定をしながら、枝の残し方を見ているとこれまで管理してきた人の目指してきたマツが見えてきます。それを、見つめて剪定方法を的確に選択できるようになりたいものです。

では、また。

伊藤でした。

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