「庭に踏み入れる:五葉松の剪定」

その他

皆さま、こんにちは!

すみません。急な用事が入り、投稿が遅れました。

今回は以前、書いた庭木の管理の続編にしようと思います!

この庭シリーズで、前回は錦松の剪定をお話しました。

基本的な剪定方法ですが、錦松は黒松・赤松と共通しています。

今回の五葉松は黒松・赤松とは異なった剪定方法で仕立てていきます。

剪定する五葉松は高さが約3mあります。

この春でみどりもかなり成長して、見映えはよろしくありません。

また、幹から対になって出ている枝もあり、込みすぎなくらいでした。

ということで、まずは不要な大きな枝を剪定しました!

なんと、この枝で40年は超えていました!

残していきたいですね~!

綺麗な切り口であれば、治りが早いので使う鋸は切れ味抜群である必要があります!

以前、ヒノキの枝打ちで使用していたシルキーのカミソリメという鋸を使いました。

ヤニがすごいので使用後のメンテナンスは必須です。。。

不要な大きな枝を剪定しただけで、抜け感が出てきましたね!!

さあ、ここからが剪定の本番です!

枯葉が落ち切っていないので、手で落としてやります。

五葉松の葉は比較的短く、沢山ついています!

ですから、仕上がりは優しい印象にすると美しく見えます!

完成イメージは逆さにした中華鍋の様に半球体に近くします。

なので、中心付近の天井の高さを決めます。

この枝では、手で押さえている高さが基準となり端に行くにつれて下がっていきます。

毎年、適切に剪定されていればみどりを摘むだけでもある程度の形になります。

そうでなければ、節のところまで切り下げます。

あまりしたくないですが切りたい高さに節がなければ、節と節の途中で切ります。

後は下から覗いて、切込みが必要な枝があれば、切り落とします。

一通りの剪定をして、少しは逆さにした中華鍋の形に近くなりました!

これを、毎年繰り返すことで綺麗な形に整えていきます!

焦っては良いことが無いようです。

剪定を終えて少しは値打ちが上がったのではないでしょうか!!

これまでの管理の仕方によって、仕立てやすさが変わってくるので実際に剪定して腕を上げていくのみですね!!

お久しぶりの季節の植物紹介です!!

「コンロンソウ」

このコンロンソウは山道の脇に群生して白い花を咲かせていました。

花の形・匂いは菜の花に似ており、アブラナ科植物であることがすぐに予想出来ました!

名前は中国の崑崙山に白い雪が降り積もっている様子に由来するそうです。

中国にも分布しているので崑崙山に連想したのでしょうか。

はじめに日本で発見していたら、フジソウだったりしたかもしれませんね!

では、また。

伊藤でした。

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