以前から弊社内では倉庫を借りようか、との話が出ていたのですが、ついにそれが実現しました。
倉庫を借りてなにするの?
木材のストックかな?
作業場かなぁ。
機械でも置いとくんかな?
などなど、会社の倉庫といえば、こういった用途が一般的ではないでしょうか。
そこでまずはこちらをご覧ください。
これはいったいどんな場面なのでしょうか?
実は弊社では、かねてよりロープを使った高所作業を新たに始めよう、という話が出ていました。
林業での高所作業ってどんなことするの?
はい、例えば住居内や学校などの施設、街中などでは通常の伐倒方法だと倒した木が周りの建物に当たったり道路に倒れたりして作業ができない状況があります。
そのような状況の時に、ロープを使って木に登り、枝に巻いたりして倒す方向や速度を調整して周りに被害が出ないように行う作業になります。
ただ、この高所作業を行うには高い水準の技術や安全への取り組み・意識、危機管理能力などが必要とされるそうです。
それらの技術や知識を習得し、証明する資格の一つで、また広い意味では木に携わる仕事を行う方々を「アーボリスト」と呼びます。
特に日本では、ロープを使った高所での伐倒を行う方々を指すそうです。
弊社でも三名の社員がアーボリストの講習を受講しており、資格の取得に向けて日々勉強されています。。
さて、本来は弊社で伐り出した薪を乾燥・保管して置くために倉庫を借りたのですが、この広さなら空いたスペースで色々できるよね、との話が出ていました。
始めは自社山の木で練習していたのですが、
雨の日でも、日が暮れてもやりたい!
との思いで、じゃあ倉庫のスペースでやればよくない?
となりまして、今に至ります。
私も講習を受けられた先輩方の指導と管理のもと、登らさせて頂きました。
木登りは小学生の時以来ですが、これはヤバイいですね!
ほんとにヤバいですよ、これは!
いやもうほんと!
おもしろいんですよ!
ロープで作った輪っかに足をかけて蹴ると同時に、結び目を手で押し上げて登っていくんですが、
この二つのタイミングが合うと、スーッと体がスムーズに上がるんですよ。
この登るときの快感もさながら、
上まで登り切った時の視界の広さ、高さがですね、
もう非日常で。
完全にメンタルが10才まで戻ってました。
え、今と変わらないですか?笑
。。。
さて今回は弊社倉庫での一場面をお送りしたのですが、他にも色々と案が出ていましてですね。
例えば今後、より設備を増やし安全性を十分に確保したうえで、皆さまにもこのような体験を提供させて頂いたり、イベントブースとして使ったりフェスをしたり、皆さんと一緒に楽しめるような使い方をして行きたいと思ってます。
そんな日を目標にますます頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします!
ではでは!