「煎じるは杉」

その他

皆さま、こんにちは!!

3月に入り、少しずつ暖かい日が増えてきそうですね!

暖かくなるのが嬉しい反面、スギ・ヒノキ花粉症の人にはつらい季節でもあります。

今年は、昨年と比較して花粉の飛散量は少ない予報ではありますが、どうなることか。(笑)

僕もそのうちの一人で、鼻水と目のかゆみとの戦いでもあります!

林業を始めて2年が経過しましたが、薬のおかげでなんとか乗り越えることが出来ております!

そんな中、面白い情報が入りました!!

杉の葉を煎じたお茶が効果的とのことです!!

まさに、「毒を以て毒を制す」とはこのことなのか。

詳しく調べてみると、杉の葉の煮汁は古くから民間療法としてくしゃみ・鼻水の症状緩和目的に使われてきたといいます。精油成分であるテレビン油に含まれる杉の抗原を身体に摂り込む事によって、花粉に対する過剰反応を徐々に抑制していく効果があるといわれます!

またテルペンの殺菌作用が非常に強いため、アトピー性皮膚炎の予防や美肌効果が期待できます。

他にも精神安定・鎮静作用があるため、不眠症などの改善にも役立つようです!

こうなると、実際に煎じてみるしかありません!!

出来るだけ若い葉を準備しました。

寒さを受けた葉は茶色く紅葉しています。

とりあえず、汚れを落とすために水洗いを行います!

あとは、鍋に葉を入れて、水を注ぎます。

この時使う鍋は、土鍋やホーロー鍋がいいようです。金属の鍋だと化学反応を起こす可能性があるので避けます。

ここから、1時間かけて水量が半分になるまで煎じます。

緑色をしていた葉も茶色くなりました。

こすとこの通り、綺麗な色のお茶です!!

香りは杉の葉そのものといった感じです!しかし、香りそのものが爽やかなので慣れれば気にならないと思います。

味は青臭さくなく、さっぱりとした飲み口で最後に程よい渋みを感じます。

案外おいしい!!

ただ、重大なことが発覚しました。

使用したホーロー鍋に杉の樹液が付着して洗剤で洗っても取れません!!

こりゃあ、家族からクレームかな。

くれぐれも、使用する鍋は慎重に選定したいところです!

ではまた。

伊藤でした。

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