2021年となって早くも3週目。
年越しもあっという間でした。
さて弊社では現在、毎年恒例の送電線下の伐採作業に入っております。
これまでも何度かこのブログでその作業内容をお伝えしておりましたが、今回は自分が気になったこと、「そもそも電気ってどんな流れで使えるの?」という所を調べていきたいと思います。
まずは電気が作られるところから。
発電には主に火力発電、水力発電、原子力発電の3種類が使われます。
火力発電では、石油やガスなどの燃料を燃やして水を熱し、そこで発生した蒸気でタービンを回して発電します。
水力発電では、水を高い所から低い所へ流し、その勢いで水車を回して発電機を動かして発電します。
原子力発電では、ウランなどを核分裂させて生じる熱により水を蒸発し、その蒸気でタービンを回して発電機を動かし、発電します。
こうして発電所で作られた電気を送るのですが、このままだとロスが生じてしまいます。
そこで一旦、変電所で電圧を上げ、ロスを少なくさせてから工場や家庭用にそれぞれ変電所を通して電圧を調整して届けています。
変電所には電圧を調整する他にも、故障した時に自動的に電気を切る遮断器や、落雷時に雷を地面に逃す避雷器なども備えています。
そこから鉄塔で電線を支えて、街中の電柱を通して行きます。
少し作業の話になりますが、送電線下の伐採は、主にこの鉄塔間の線下で行います。
話によると、送電線に直接触れずとも、1〜2mの範囲に近付いただけで感電するらしいです!
木も、触れなくても範囲内に入ると停電の可能性があるそうで。。。
伐採する木の中には、なかなかに線に際どいものもありますので、細心の注意を払い、確実に線に当たらないよう伐倒するために様々な工夫を凝らします。
リスクと背中合わせの作業にはなりますが、鉄塔が立つ場所だけに、見晴らしの良い高い所での仕事になります。
そこから見える街並みはなかなかの見どころ。
今回の現場では海も見えたり。
やや脱線気味でしたが、今回は個人的に気になった、電気が使えるまでの流れについて簡単にまとめてお送りしましたが、電気事業を始めめるつもりではありません笑
それではまた!
〜和田〜