「燻製で頂く、山の恵み」

その他

皆さま、こんにちは!

雪が積もる季節となり、身をもって冬を感じる季節ですね~!

山仕事のように、体を動かす場合であれば快適な季節でもあります!休憩の際など、体を止めていると寒いんですけどね。

そんな、寒い季節だからこそチャレンジ出来ることもあります!!

何かといいますと、魚の燻製です!!しかも、釣ったヤマメで燻製を作りました!

ヤマメの燻製を作る過程で5日程度、外で干すのですが気温の低い時期でないと腐ってしまいます。カビの生えた魚なんか、食べたくなければ今しかないんです!

と言っても、今の時期は禁漁期間なのでヤマメを釣ることが出来ません。

なので、夏の遊漁期間に釣って冷凍保存していたヤマメを使いました!

以前に、沢遊びについて紹介しましたが同じように釣った物です。

燻製を作るうえで重要なのが、ソミュール液です!

とはいえ、そんな物の作り方は知らん。調べてみると、味と香り付けのためのもので、結構お好みで作ってもいいようでした~。

とりあえず、家にあるものを組み合わせて沸騰させます。

沸騰させると、イタリアーナの香り!!家中が本格イタリアンのお店の様に香ります。

常温に冷ましたソミュール液に解凍したヤマメを漬けること、1日。

1日後、ソミュール液から出して真水に漬けること8時間。

ヤマメを真水から、上げて水分をよくふき取り乾燥させる準備をします。

吊り下げるための水糸を口から鰓に通します。また、腹が乾燥しやすいように竹ひごで開きます。

そして、乾燥。

この感じ、風情があっていい!!伊藤家の風物詩になること、間違いなし。

こうして、直射日光の当たらない軒下で5日程度、乾燥させます。

冬の乾燥した風を浴びて、5日後にはこの通り!ちょっと、乾燥させすぎましたかね。。。

ここまで来て、やっと燻煙が行えます!

燻煙に使うウッドは、魚と相性の良い「ナラ」を用いました。

スモーカー内の温度が重要になります。1時間ごとに冷燻、温燻、熱燻と温度をあげていきます。あまりにも、温度が上がりすぎると焼き魚になってしまうのでご注意ください。

3時間の燻煙を終えると、このような良いあめ色になりました!

ですが、燻煙後すぐは煙たいので1日、風通しのいい所に吊るしておきます!

いざ、食す。

手で割いて、皮と身と骨に分ける。

身を噛みしめると、柔らかくはないが徐々に脂が出てくる。これは、うまい!!

驚いたのが思った以上に脂が出てきたことでした。

ありがとう、ヤマメ!!

水の恵みは山の恵み

では、また。

伊藤でした。

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