皆さま、こんにちは!!
あちこちで栗の実が落ち始めましたね!
家でも栗ご飯にして頂きました!
しかしながら、まったく栗の風味も味もありませんでした。。。
夏が暑すぎたことが影響しているのでしょうか。
今回は生垣の剪定を行ってきました!
垣根に使われているのは、キャラボク(伽羅木)という木です。
キャラボクはイチイ科の常緑性低木です。自生種は本州日本海側の秋田県真昼岳~鳥取県大山に分布しています。特に大山に自生しているキャラボクは「ダイセンキャラボク」と呼ばれ、その群生地は特別天然記念物に指定されている貴重な場所です。名前の由来は、かすかな芳香がある材が、有名な香木「キャラ(伽羅)」に似ていることからきています。
キャラボクは常緑樹イチイの変種です。ゆえに見た目は非常によく似ています。しかし見分け方は簡単です。キャラボクの葉が螺旋状に展開するのに対して、イチイは規則正しく水平に並んでつきます。葉の大きさもイチイのほうが大きいです。樹形の場合、キャラボクは枝分かれが多いため、剪定せず放っておくと樹形が乱れてしまいますが、イチイはほとんど乱れません。
以前、成長しすぎた為か太い枝をごっそりと切られており、段差があるところや枯れ枝の目立つ箇所がありました。

段差は低い方に合わせて切りたくなるところですが、低く刈り込んでしまうと太い枝も切ることになり可哀そうな見た目になってしまいます。
そのため、生垣を剪定する際は高い箇所を基準にして刈り込んでいくのがポイントになります。

今回、低い箇所は形を整えるだけにして、枯れ枝を抜きました。

数年かけて、高い箇所に合わせてやると再び美しくなると思います!
キャラボクの中に蔓が繁茂していたので、出来るだけ取り除いておきました。
BEFORE

AFTER

手前の角を明確にしたことでまとまりがでました!!
次回から今回の剪定位置より少し外で剪定することで、今見えている枝が葉に覆われて見えなくなる予定です!!
長い目で管理して数年後には美しい生垣になることでしょう!!
ハナホウキタケ

このキノコを見つけたとき、サンゴのような見た目にびっくりして、すぐさま撮影しました!!
特に珍しいわけでも、食べられるわけではありませんが。
見た目の美しい、鑑賞用のキノコと言えるでしょう!
ハナホウキタケは軽い毒性があるとして、毒キノコとされています。
吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状があらわれる場合があるが、毒成分については詳しい事はわかっていな。また、キノコの厳密な種別により、あるいは食べる人の性質により、症状を見せない場合もあるようです。
非常に似た種に可食キノコのホウキタケがあります!!完全にホウキタケと同定できるものに出会えたら頂いてみたいものです!
では、また。
伊藤でした。