「ハンドメイドルアー製作:その1」

その他

皆さま、こんにちは!!

先週末にブログ投稿の予定でしたが、パソコンの不具合で本日の投稿となりました。

先週より、グンと気温が下がりだしましたね!朝晩は「寒っ!」と声が出るまでに冷えます。そんな秋も深まり始めていますね。

秋と言えば!?

「食欲の秋」

「読書の秋」

「運動の秋」

「睡眠の秋」などなど皆様にも「秋」といえばこれっ!というものがあるのではないでしょうか~!

僕にとっての秋は「芸術の秋」でもあります!!

とは言っても芸術とまでは言えるようなものでないですが本気の図工というところでしょうか。

以前、お話したことがあるかと思いますが僕の趣味は魚釣りです!!

どのくらい好きかと言えば、変態レベルで好きです!

そこで、釣りに使うルアー(疑似餌)を木で自作してみようじゃないかということです!!

1. 設計図

完成イメージを基に実寸大で描き起こします!

最終的に50㎜に仕上げたいので、コーティングで大きくなることを考慮して47㎜で設計してみました。デザインとしては鱒の顔を前面に出していきたいと思います。

2.描き込み、荒削り

材料となるのは、バルサという木材です!

原産地は熱帯アメリカで、とくに中米の国々から世界の各国に輸出された歴史があります。現在では熱帯各地に植えられています。

バルサの特徴は、世界でもっとも軽いものの一つです!

気乾比重は、生長の仕方によって異なり、0.20位のことが多いようです!

日本のスギの気乾比重は0.30~0.38なのでその差が分かると思います。

この、軽さが今回のルアー作りのポイントでもあります。

バルサ板に設計図を描き込みます。

内部の直線は、ワイヤーを内蔵する位置です。ラグビーボールみたいなところに重りを仕込みます。

これらを二枚のバルサ板で挟み込むように接着するので、10個描いたものから5個のルアーが出来ます!

これをデザインカッターで切り抜いていきます。

同じ板から切り抜いたにも関わらず、材質に違いがあります。柔らかいところ硬いところがあるので同じように削る努力が要ります。

3.内部製作

続いて、重りを仕込むための穴を作ります。

彫刻刀でざっくりと掘り込んで、リュータで形を整えます。

この穴に重りを仕込みますがこの位置がルアーの動きを決める重要な要素になります!

下方に重りを配置して重心を下げて、上方に軽いバルサを集中させることで上下のバランスが悪くなります。このバランスの悪さがルアーの動きをもたらしてくれます!

糸を結ぶためアイと針をつけるアイをステンレス線を曲げて作ります。

細いわりに硬質ステンレス線は非常に硬く、練習のかいあって均一に曲げられるようになってきました。

ステンレス線が並ぶ場所は糸で巻いて補強することでいざ大物が掛かったとしても安心してやり取りできます!

セットするとこのような感じです。

バルサでサンドするように接着して乾燥させます。

名付けて、バルサバーガー。次の行程が楽しみでワクワクしてくる光景です!!

強めの洗濯ばさみのようなクリップで圧着させます!

乾燥して接着しだい、ルアーの形を削りだそうと思います。

まだまだ完成までには沢山の工程があるので毎日、地道に作っていきます!

次回はコーティングまで行きたいと思います!

ではまた。

伊藤でした。

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