こんにちは!ユンボです。
最近庄原では朝がめちゃくちゃ寒くて日中が暖かい日が続いています。
1年の中で一番山仕事がしやすい時期だと思っています。
そんな中、毎日のように遭遇するヤツがいます。
コイツです。みんなが臭くて臭くて嫌いなカメムシです。
福井県や石川県では『ヘクサンボ』と言われているようです。
肩にとまったカメムシをデコピンしながらふと思いました。
こいつらは何のために存在しているのか?こいつが地球上から消滅しても何の問題もないのではないか?と
そこで、カメムシについて色々調べました!
カメムシの形態は様々ですが、いずれのカメムシもストロー状の口を持っており、エサに突き刺して汁を吸うという特徴がある様です。
カメムシは害虫の中でも不快害虫という種類に分類されるそうです。不快害虫とは、虫自体に害は無いですが、人間にいやな思いをさせてしまう害虫のことだそうです。
基本的にカメムシは寒さに弱いので、洗濯物の中や窓などの温かいところに集まる習性があります。
そして、敵に襲われそうになると、後ろ足の付け根からあの臭いにおいをまき散らすんです。
ここまで聞いただけでも、もうこいつら居なくなってもいいじゃん!と思うかもしれません。実際自分も調べるまでは同じ感想でした。
しかし!カメムシには害虫ではなく益虫の種も存在します!
この虫もカメムシですが、皆さんが普段見かけるカメムシとは少し違いますね!
こちらの虫はハナカメムシといって、昆虫を食べるみたいです!
ストロー状の口を昆虫にぶっ刺して体液を吸うそうです(笑)怖い!!
ですが、この花カメムシは農作物につく害虫の天敵として知られており、野菜や果実を守ってくれているのです!ありがとう!ハナカメムシ!
高知県内のナス農家では、カメムシを放ったことにより、ナスの収穫量が増えたというデータもあります!
また、害虫であるカメムシもにおいの影響を受けない寄生蜂や寄生ハエのエサとして生態系のサイクルの中を循環しているそうです!
臭いというだけで存在を嫌っていたカメムシですが、今後は少しだけ優しくデコピンしてあげようと思います。
それではさようなら!ユンボでした!