「庭に踏み入れる:ツゲの刈り込み編」

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皆さま、こんにちは!!

暑い!暑い!日差しが夏本番らしくなりましたね~!

今回は庭木のメンテナンスを行いました!!

この季節は様々な植物がとても成長するので、庭木が伸びたい放題になることもよくあります。木全体の均整がとれたまま成長してくれればそこまで、気にする必要はないのですが。

大体、形が崩れたり、シルエットがぼやけてきたりします。

そんなとき、「刈り込み」を行います!

散髪みたいなものです!

今回、刈り込みをするのはツゲになります!

一応、軽く刈り込んでありますがぼやけて見えてしまいます。

庭全体と調和がとれるように半球形に刈り込んでカッコよくしたいと思います!

使う道具は「刈り込み鋏」です!大きな鋏と長めの柄が特徴です。

岡恒というメーカーのもので、made in HIROSHIMAです!

刈り込む手順としては、先ず一番上の面を刈ります。そうするとこの面が基準となります。

刈り込み後、基準となるこの面が最も高くなりますので外側に向かうにつれて低くなるように刈り込むイメージです!

鋏を動かすごとに「シャキッ、シャキ」と心地よい音が鳴ります。

ポイントとしては自分の手前の部分は上から下まで刈り揃えてしまいます。

刈り込み鋏は刃と柄の部分がくの字に曲げてあるので、必要に応じて使い分けると便利です。

全体の1/4程刈り込むとこのような感じになります。

少し離れて全体を見て形を確認しながらグルリと一周刈り込みます。

飛び出した枝などがあれば切って仕上げて完了です!!

散髪と同じで刈り込んだ後はカッコよくなりました!

まだまだ、練習がいりますが楽しいですね~。

同じ要領で隣の玉散らしのツゲも刈り込むとこのような感じになります!!

この木はまだ小さく未完成なので刈り込みを重ねて仕立てていきます!

使い終わった、刈り込み鋏はそのままにしておくと錆の餌食になるのでメンテナンスを行います!

先輩に習った通りに水洗いをして汚れを取り除き、すぐに拭きあげて乾燥させます。

錆止めの油をうすーく塗って保管します!

椿油を使用しました。同じ植物性の油だからと言ってサラダ油などを使うと油が固まり切れ味が落ちます!

ついでに鋸にも椿油を塗って次の出番に備えています!

では、また。

伊藤でした。

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