「シイタケ栽培:どんぐりの木を収穫」

その他

皆さま、こんにちは!!

今回は椎茸を植菌する準備をしました!

主に、シイタケの植菌にはナラ類のほだ木を用います。特にコナラはシイタケ栽培にもってこいです!原木に穴を開けて、その穴に種駒を植え込みます。

基本的には2~4月に植菌しますが、その為のほだ木準備を落葉する前から行うといいとされています。こうすることで、シイタケ菌糸の成長が促されます。

勘が鋭い方はお気付きかと思いますが、「秋にほだ木の準備をするのが良いのに今頃準備するん?」と思われたのではないでしょうか。。。

というのも、会社の先輩から植菌したあまりの種駒を頂き、急遽準備したので仕方ありません!

とりあえず、原木の確保が必要です!!

都合よく、事前に葉枯らししたほだ木もありません。ほだ木に使える大きさで、すぐに準備できないものだろうか。そういえば、少し昔に植えたどんぐりの木が適当な大きさだと気付きました。

これまでは、クヌギとしてはまだまだ小さい低木に感じていましたが、ほだ木として考えるととても立派なクヌギです!目的ひとつで、1本の樹木の見方が大きく変わることに気付かされました!!

数本のクヌギから、間伐の意味も込めて今回はこのクヌギを収穫することにしました。

この木の太さだと鋸で伐倒できそうですね!

決して楽ではありませんがこの木が生きてきた時間を考えると僕がこの木を伐倒するのに要するのは一瞬にすぎません。なので、鋸を1回引くごとに木の重みを感じて、収穫することに感謝しつつ切り進めていきました。

どんぐりから育てたクヌギです。おそらく10年は経っているでしょうか。

クヌギの年輪を数えてみると12年生でした!!まだ、赤身(心材)は無く、白太(辺材)で構成されています!これはシイタケ栽培には絶品です!

クヌギをほだ木として管理しやすい長さ(約1m)に玉切りします。

玉切りしたほだ木を乾燥しやすくするために井桁積みにしておきます。

種駒は冷蔵庫で保存中なので早めに植菌せねば!

とは言っても、ほだ木の乾燥具合と相談しながら、植菌しようと思います。

次回は植菌の様子を投稿できればと思います!

今回、伐倒した株からはこの春にはひこばえが芽吹きます。

1年もすれば、このような力強い成長を見せてくれるでしょう!!

では、また。

伊藤でした。

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