西城町のカフェ「Moby Dick(モビィ・ディック)」に行ってきました。

コラム

 

今回は庄原市西城町のカフェ、モビィ・ディックに行きまして、こちらの経営者で庄原市議会議員をされている、徳永泰臣(とくなが ひろおみ)さんにお話を伺いました。

モビィ・ディックは、西城町のドライブインとしても提供されている「よりんさい比婆の里」内にありまして、この中には他にもデイサービス「苫屋(とまや)」や、徳永さんのお父様が経営されているお土産物屋さんもあります。

 

モビィ・ディックは今から15年前、徳永さんが当時勤めておられた農協を退職後に始められました。

開店当時は、なんと古物の取り扱いも行われていたそうです。

店内はとてもおしゃれな内装なんですが、徳永さんのご友人の大工さんが設計・デザインされたものです。

イスとテーブルは徳永さんが買ってこられたものをご自身で加工やペイントをされたものです。

メインメニューは日替わりで、徳永さんがその日に食べたいと思ったものが並ぶとのこと。

ちなみにこの日はスープカレーでした。

これから新メニューとして出したいと考えられているのが、こちらのホットドッグ

なんとこれ、イノシシのウインナーなんです。

どうやって作られているのかお聞きしたところ、庄原市が加工センターに委託して作っているとのこと。

2年前に庄原工業団地に出来た食肉加工センターで、個人の方や猟友会の方々が捕獲されたイノシシを持ち込み加工しているとのことです。

庄原市は山林が多くイノシシがよく現れ、この時期は特に駆除目的で獲れることが多いため、コストパフォーマンスも高いようです。

狩猟や加工の仕方が優れているため、臭みが全くなく、柔らかく味も良いとのこと。

毎年秋に、隣にあるデイサービス「苫屋」で開かれるお祭りの屋台で出されるそうなので、ぜひ皆さまも堪能されてみてはいかがでしょうか?

ちなみに私は今すぐにでも食べたいです。

こちらは同じ建物内に併設されているデイサービス「NPO法人 癒しの家 苫屋」です。

徳永さんは本業である市議会議員をされながらモビディックを経営され、さらにこちらの苫屋の理事長もされています。

苫屋は、庄原市の保健師をされていた徳永さんのお姉様が退職後、現在の介護保険制度(要介護、要支援など)に該当せず、施設を利用できない高齢者の方々が集まれる居場所づくり、健康づくりを目標に造られました。

現在3年目になり、月に7回ほど来ていただいているとのことです。

ここで利用される方に提供される料理はモビディックで作られているそうです。

苫屋は、ここ西城町の「よりんさい比婆の里」内と、もう一か所、庄原市本村町にあります。

西城町の方では秋に、本村町の方では春に毎年お祭りが開催されていて、地元出身のアーティストの方を呼んでのライブや絵の展覧会、屋台の出店等が行われており、賑わいを見せているそうです。

ちなみに西城の方では10月に行われるそうなので、皆さんもぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

話は林業のことへ移り、

実は徳永さんは、弊社に新しい林業の形である、「自伐型林業」について教えて下さった方でもあります。

※自伐型林業について、詳しくは次回金曜日の更新で紹介させて頂きたいと思います。

今後の林業についてのお話や弊社へのアドバイスをいただき、この日の取材は終了しました。

徳永さんからお話を伺った中で、私が特に感じたことは、地元庄原市への愛でした。

少子高齢化が進むのはここ庄原市も例外ではなく、その中でどうすればより多くの高齢者の方々の支えになれるか、地元をいかにして盛り上げて行き、地域の活性化を図るか、林業をより発展させて行くにはどうすればいいか、そのために出来ることは何か、たくさんの思いと熱を受け、私自身も生まれ育った庄原市でもっと出来ることはないかと、改めて考えさせて頂けた日でした。

お忙しい中、貴重なお時間を頂いた徳永さんに、改めてお礼を申し上げたいと思います。

皆さまもぜひ、庄原市にお越しの際はぜひ寄って頂ければと思います!

よりんさい比婆の里!

それでは今日はこの辺で!

タイトルとURLをコピーしました