朝晩と急に冷え込みだして、布団から中々出られない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
この時期は作業着に着替える瞬間がこたえますね~。
さて私たちは呉への出張も無事終わり、現在は間伐に入っております。
ここで普段は作業のことをお伝えするところですが、今回は現場で発見した、個人的に気になった2種類の花を調べてお送りしたいと思います。
まずはこちら。

秋丁字(アキチョウジ)という花だそうです。
シソ科の多年草で、主に本州岐阜から九州にかけて分布し、8~10月にかけて開花するそうです。
花自体は小さく連なって咲いているのですが、中には50㎝くらいに渡って咲いているものもあり、なかなか見ごたえがありました
この花の第一印象は、サルビアの花に似てる!でした。
蜜が吸える、筒状の部分です。(小さい頃はよく吸ってました。)
花言葉は「秘めやかな思い」。
姿も花言葉も慎ましくて素敵です。
続いてこちら。

おそらく現の証拠(ゲンショウコ)と思われます!
というのも、よく似たものでミツバフウロという花もあるのですが、花の形や色、大きさなど本当にそっくりなんです。
見分け方としては、茎に生える毛の有無だそうで、毛が生えているのがゲンノショウコみたいです。
こちらは毛が生えていたのでゲンノショウコかなと思います。
日本では昔からドクダミ・センブリと並んで三大民間薬とされ、下痢止めによく効くことや整腸効果があることで知られていたそうです。
「現の証拠」という名前の由来は、効果が優れており実際に効く証拠を意味することから付けられみたいですね。
他にも地方によっては別名で「イシャイラズ」や「テキメンソウ」など、いずれもその薬効が強そうな名前で呼ばれています。
花言葉は「心の強さ」。
薬効も相まって頼もしい印象ですね。
さて今回はアキチョウジとゲンノショウコについてご紹介しました。
次の現場ではどのようなものが見られるのでしょうか。
それではまた!
by和田