自伐型林業研修の今年度の追い込み開催

イベント

こんにちは。臼田です。

今回も研修の案内になります。

日程場所タイトル内容応募
フォーム
10月21日庄原市西城町三坂伐木の実際
-正確無比な受け口と追いを入れる-
正確な受け口の作成方法とその実践
正確な追い口の入れ方とその実践
林の中で木の伐倒をするために必要な知識
応募はこちら
10月28日庄原市西城町三坂正確な伐木の実践
-後世に残す木々を傷つけないためにできること-
安全で正確な伐倒方法の実践
正確な受け口の作成方法とその実践
正確な追い口の入れ方とその実践 実際の伐倒
応募はこちら
11月3日庄原市西城町三坂自伐型林業生業地での作業道の線形の実際林業作業道の必要性について
林業作業道の線形の重要性について
山林内での実際の線形
応募はこちら
11月11日〜12日庄原市小型車両系建設機械運転特別教育小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転特別教育
講義:7時間、実技:6時間
6名限定
受講料:2,000円
応募はこちら
11月18日庄原市西城町三坂自伐型林業作業道作設の実践山林内での線形の確認
作業道作設のための支障木の伐倒
作業道作設のための支障木の整理
作業道作設の実際の道掘り作業
応募はこちら

はじめに

木こり、林業マン、林業家、林家、杣人、林業従事者、チェン○ーマン(?)など様々な呼び方がある林業の仕事ですが、皆さんはどんな林業マンになりたいですか?

林業なんて給料安いし、危険だし、泥にまみれて作業して汚いし、なるもんじゃないよ!と思われた方はなかなか分かっていらっしゃるw

それでも林業に携わる素晴らしさや里山での生活の楽しさは以前のブログでも各々取り上げています。

木が伐れるようになりたい、林業を仕事にしたい、自分の山を自分で管理したい、キャンプ場を作りたいなんて方もいらっしゃるかもしれません。

やはりまずは木が伐れるようになること。今は大型の重機のハンドルを操作すれば切ることもできますが、それでも人の手で伐れるようになるために伐木の知識・技術は必要だと思います。

伐木の実際 -正確無比な受け口と追いを入れる-

では伐り倒せればなんでもいいのでしょうか。そうではないですよね。まず安全に伐り倒せなければいけません。チェンソーで木を伐るために特別教育をしないといけないのは、そもそもとても危険な作業だからです。

樹高20mを超える木が、伐った自分の方に倒れてくるのを想像するだけでもゾッとしますよね。これは一緒に作業する人を巻き込んでしまうこともあるので、自分のためにも仲間のためにも絶対大事なことです。

次に正確に伐り倒せること。

これは安全面からの視点でも大事なことなのですが、そもそも木を伐る意味はどこにあるのでしょうか。

林業で伐る木は人々の生活で何らかの形で役立てるために伐り出します。つまり木は商品なのです。商品となる木(これから伐ろうとする木)と将来商品になる木(今回は残す木)どちらも傷を最小限に留めて伐り倒すことが求められます。

正確な伐木の実践-後世に残す木々を傷つけないためにできること-

間伐の作業の場合、伐る木と残す木を選びます。伐る木は商品になるので慎重に取り扱うことが多いですが、注目すべきは残す木です。

残った木は5〜10年後に間伐の対象になるかもしれない。ならなかったらさらに50年、100年と残るかもしれない。残された木が時間の経過とともに価値を増していくために、伐り倒す木で傷をつけたりしないよう細心の注意が必要です。

最後にスピードが求められます。効率でもいいかもしれません。現場ではよく「段取り」という言葉を使っています。

木を伐るスピードの早さや効率の良さもそうですし、伐って倒す方向や順番などもその後の集材の際にとても重要になってきます。

焦って早く伐っても木が傷つき価値が70%まで下がっては意味ないわけです。

自伐型林業生業地での作業道の線形の実際

自伐の山は木を伐って終わりではありません。

伐った木を搬出する必要があります。そのために欠かせないのが「道」です。

壊れにくい道づくり、災害に強い道づくり、実用的かつ景観に馴染んだ道づくりができないと永続的な山の管理は難しいと思っています。

それにはまず「線形」が必要です。

線形とは山のどこに道を入れていくか予め決める作業です。その後の道の存続のためにも、搬出作業などの効率のためにもとても重要です。

弊社は大橋式作業道の高密度路網を目指して道づくりしています。

小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転特別教育

自伐の道では小型のユンボで作業道を作っていきます。

そのために「小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転特別教育」を修了している必要があります。

通常、森林組合や林業会社ではすぐに必要になる資格ではありませんが、持っていて損はないですし、自伐型林業を目指し方には必要となってくる資格ですので、取得をおすすめしています。

自伐型林業作業道作設の実践

線形ができ、資格も取れればあとは実践あるのみ!

そうは言っても実際に掘り出すには様々疑問や課題が出てきます。

そういう時に弊社の研修を使ってもらえればと思います。

我々も林業経験は長くともまだまだ半人前。

理想の森林を作るために日々精進しています。後世に残す山づくりをしたい!している!同じ志の仲間が集える場所を作れたらいいなと思っています。

研修スケジュール2023

これから研修を順次開催していきます。興味のある方は是非ご参加ください。

開催場所が今のところ庄原市です。公共交通機関だけでは参加が難しい場合がありますので、移動手段を確保のうえ、ご参加ください。

皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

日程場所タイトル内容応募
フォーム
10月21日庄原市西城町三坂伐木の実際
-正確無比な受け口と追いを入れる-
正確な受け口の作成方法とその実践
正確な追い口の入れ方とその実践
林の中で木の伐倒をするために必要な知識
応募はこちら
10月28日庄原市西城町三坂正確な伐木の実践
-後世に残す木々を傷つけないためにできること-
安全で正確な伐倒方法の実践
正確な受け口の作成方法とその実践
正確な追い口の入れ方とその実践 実際の伐倒
応募はこちら
11月3日庄原市西城町三坂自伐型林業生業地での作業道の線形の実際林業作業道の必要性について
林業作業道の線形の重要性について
山林内での実際の線形
応募はこちら
11月11日〜12日庄原市小型車両系建設機械運転特別教育小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転特別教育
講義:7時間、実技:6時間
6名限定
受講料:2,000円
応募はこちら
11月18日庄原市西城町三坂自伐型林業作業道作設の実践山林内での線形の確認
作業道作設のための支障木の伐倒
作業道作設のための支障木の整理
作業道作設の実際の道掘り作業
応募はこちら
タイトルとURLをコピーしました