安佐北区白木町での講習会へ行きました。

コラム

 

10月12~13日の2日間にわたって、安佐北区白木町で行われた伐木・作業道講習会へ見学に行きました。

今回の講習会は、同町を拠点に活動されている自伐型林業チームのブンブンバウムさん主催で開かれました。

朝9時ごろに白木町の集会所に集まり、参加者一人一人の自己紹介から始まります。

全員の自己紹介が終了し、座学での講習を受けます。

今回の講師は、伐木が山口祐助さん、作業道が野村正夫さんのお二人です。

初日は11時ごろまで座学にて伐木の方法と作業道を造る際のポイントについてを学びました。

座学が終わり、実際に作業を行う山で講習を見学するために、近くにある安駄山へ向かいます。

さきほどの集会所から車で5分ほどで着きます。

 

初日は参加者の方が多く、なかなかの賑わいに。

さっそく登って行きます。

山を登りながら作業道の状態を確認し、野村さんから注意点や造る際のポイントのお話を聞きます。

 

 

 

水はけを考えた傾斜の作り方や、残す木・倒す木の選び方や判断方法など、目から鱗の知識が盛りだくさんです。

少し歩いて昼休憩をはさみ、午後から伐木と重機を使用した作業道造りの2グループに分かれ、講習・見学を行います。

ちなみに私は2日とも作業道を見学しました。

運転されるのは講師の野村さんです。

すでに造ってあった作業道を直すところで、今の状態だと傾斜がやや強く、作業車で登るのが少し難しいので、緩やかにするとのこと。

重機が動き出すとあっという間に道が修正されて行きます。

 

 

初日はここで終了となりました。

続いて2日目です。

初日と同じく、いったん集会所に集まり山へ向かいます。

この日は既存の作業道のルートそのものを変更し、新たに道を造って行きます。

路肩を強固にするために丸太を釘止めし、その上から土を盛って行きます。

作業開始から数時間は経っていたのですが、見入ってしまい時間の流れを忘れてしまうほどでした。

 

 

この辺りから当社の都合で終了予定時刻より早めに帰ることに。

2日目は途中までの見学となりましたが、初めて見る作業道造りの様子に、終始わくわくしておりました。

また、作業道を造る際のポイントについてのお話でも、山の形状や水が流れる際のルート、豪雨などによる被害や影響、その他にもたくさんの想定する要素があり、作業道造りの奥深さの一端に触れさせて頂けた2日間でした。

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