安芸高田市での間伐を見学しました。

現場のこと

 

ここ最近、庄原はだいぶ冷え込んできました。

少し前まで朝と日中で気温差が激しかったので、風邪をひかない様に体調管理に気を付けていきたいと思います。

さて今回は、安芸高田市の現場で間伐の様子を見学しに行ってきました。

実際に間伐作業を目にするのは初めてでして、どのような感じか楽しみにしています。

それではさっそく入っていきます。

 

 

途中に小川が流れており、向こう岸まで渡るために川の上の石を伝って行きます。

滑らないように気を付けて向かいます。

 

 

到着しました!

この日は天候に恵まれ、木漏れ日が心地よいです。

 

 

今日の作業手順を確認し、取り掛かります。

まずは受け口を作ります。

 

木を倒す方向に、このような切り口を入れます。

 

 

この切り口と反対方向から水平に切り進み(追い口と言います)、受け口と追い口の間につる(もしくは切り残しと言います)を残すことで、受け口を作った方向に木を倒すことが出来ます。

(※木が真っすぐ生えている場合。曲がっていたり、生え方が斜めになっていたりすると、この限りではありません。)

木が倒れる仕組みは、よく蝶番に例えられます。

 

  

ゆっくりと音を立てながら倒れて行きます。

倒れるさまは結構な迫力があります。

近くにいると大変危険なので、十分に距離を取って離れます。

樹高の2倍以上離れるように決まっています。

次は倒した木を玉切り(木を分割すること)します。

 

 

一通り間伐作業を見学したところで、現場を後にしました。

まとめ

今回初めて間伐作業を見学して思いましたのは、林業の中でも最も危険な作業である、ということがまず一つでした。

もちろん作業にあたる際は細心の注意を払い、事故が起こらないように最大限努めますが、それでも万が一、という時が無いとは限りません。

ただ、それだけでは無く、間伐作業を見学した中での面白さがありました。

意図した方向に木が倒されていくさまは見ていて気持ちがいいですし、始めは密集していた森林も作業が進むにつれてスッキリして行きます。

下刈りに参加した時もそうだったのですが、やはり成果がはっきりと目に見えるのは大きいです。

間伐作業は当社が行っている業務の中でも最も危険で過酷ですが、先輩社員の皆さんは、その先にあるものが見えているのではないかと思った今回の現場でした。

タイトルとURLをコピーしました