今回は庄原市川北町の現場に向かいました。
前回の間伐との比較を交えながらお送りしていきたいと思います。
前回の様子は以下となります。
さて今回の現場の状況ですが、比較的傾斜も緩やかで歩きやすく、木自体も細いものが多く、まだ間伐に入って二回目の私にとっては練習にもってこいの条件とのことです。
といっても、注意する点や安全確認の重要さは変わりません。
前回と比べてやりやすい環境であることが、かえって気のゆるみにつながらないよう、注意して行います。
が実際にはゆるみようもなくですね、やはり緊張します。
この現場は開始時点の位置が道に面しており、(山奥なので交通量は少ないのですが)車に注意して作業する必要があります。
事前に、道の際のほうは伐らなくても良いとのことを受注先から言って頂いていたのですが、取り掛かってまさかの二本目の伐倒で道に出してしまいました。。。
幸い車も通らず、すぐに先輩の方に助けて頂いたのですが、非常に焦ってしまいました。
処理が終わって、先輩の方に道に出てしまった原因や要因と、先ほどの失敗を次に活かす方法と励ましの言葉を頂き、なんとか気を取り直して次に移ります。
が、中々伐れないのですね。委縮してしまって。
それを察して頂いて、しばらくは選木を手伝っていもらいながら徐々にペースを取り戻すことができました。
恥ずかしながら私、普段はお花畑で歌ってるようなおめでたさんなのですが、妙にナイーブなところもありまして(ホントですよ!)、調子が崩れたら戻るのに時間がかかるのですが、こうして声をかけてもらえることで持ち直すことができました。
キリのいいところで休憩し、午後からの作業に入ります。
午前中は山の下側から作業範囲の境目まで上に上に登って行ったので、今度は横に移動しながら下側に下って行きます。
現場にもよるのですが、大体2班くらいに分かれてそれぞれが作業範囲を受け持って進めます。
伐倒作業は基本的に他の方と離れて行うので、一人になることもあります。
そうすると、体力的なしんどさや、なんとか追い付こうと焦る気持ちもどっと出てきて、自分でプレッシャーをかける場面も出てきます。
(みんな今どのあたりだろ、ちゃんと動けてるか?、動け!動くんだ俺の腕よォーーーッ!)
などなど自分の筋肉に語りかけながら、やがて真っ白に。。。
そこで極まった時に見える、色とりどりのヘルメット!
(弊社では作業員それぞれが違う色のヘルメットを支給されています。)
そしてハーモニーを奏でるチェンソー。
皆さんの姿が見えたとき、もう安心感が全身を包みます!
この時のほっとした感じは言葉にできません。まじで。
皆さんと合流し、めどが着いたら本日の作業は終了です。
くたびれたー!、今日はここまで出来た!、この場所がほんまヤバかった!、よう頑張ったじゃん!、と出来事を話し合ったりねぎらいの言葉を掛け合ったり頂いたりしながら山を降り、現場を後にしたのでした。
全部を言葉にすると照れくさいし粋でない気がするので簡単に。
仲間は大切です。
それではまたこんど!




※来月からのブログについてお知らせ
このたび新たな仲間が増えました!
自然に対して並々ならぬ、アツい思いを持つ男です。
四月からのブログでは、彼と私とで交互に更新して行きますので、皆さまどうぞよろしくお願いします!